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「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

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「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

富士見櫓の近くから望む会場

2026年5月17日、宇都宮城址公園で開かれた「フェスタmy宇都宮2026」に行ってきました。コンデジを持ってひとりでぶらり。市制130周年らしい、市民の日のにぎわいをご紹介します。


「フェスタmy宇都宮」とはどんなイベント?

「フェスタmy宇都宮」は、宇都宮市の「市民の日」を記念して毎年開かれているイベント。市民・団体・企業が一体となってつくる、いわば"市民が主役のまちおこし"とのことです。

今年(2026年)は宇都宮市制130周年という節目の年にあたり、特に記念事業の一環として位置づけられているそうです。会場は宇都宮城址公園の本丸周辺。市街地のど真ん中にある公園が、"市民のお祭り広場"に変わります。


宇都宮城址公園——うっすら残る江戸の面影が都市のど真ん中に

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

会場となった宇都宮城址公園について少し調べてみると、長い歴史を持つ場所でした。平安〜鎌倉期に宇都宮氏の居城としてはじまり、戦国・江戸時代を通じて関東の有力城郭のひとつとして機能してきたとのこと。しかし明治の戊辰戦争で本丸を中心に焼失し、その後は長らく遺構がほとんど失われていましたそうです。

現在の公園として整備されたのは2007年(平成19年)のことで、発掘調査と史料に基づいて清明台・富士見櫓などの櫓や土塁・堀が復元されています。

パッと見はお城の雰囲気がありませんが、山や丘の上ではなく平地に築かれていて、高さ約10mの巨大な土の壁(土塁)や水堀を巧みに巡らせて防御力を高めていたらしく、いわゆる威風堂々のお城ではなかったそうです。

公園内にある清明館(資料館/入場無料)では、発掘出土品や城の絵図・ジオラマが展示されています。ジオラマを見ていると、それなりの規模であったことがわかります。「あ、こんなに大きかったんだ」と、失礼ながら少し見直しました。


ブースを巡ってみた——"観光"より"市民の日"らしさが心地よい

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

イベント会場に入ってみると、思っていた雰囲気とは少し違いました。

宇都宮といえば餃子やカクテルが有名ですから、ご当地グルメを提供するブースが並んでいるのかと想像していたのですが、実際にはお好み焼き・唐揚げ・はしまき・クレープ・各種ドリンクといったいかにも"お祭りの屋台"のような顔ぶれでした。

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

「あ、そうか、これは観光客向けのイベントじゃなくて、市民の日なんだ」と気づいたら、なんだかすっと腑に落ちました。地元の方々がのびのびと楽しむための日なので、これが正解なんですよね。

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

親子連れが多くて、会場全体が和んだ雰囲気に溢れていました。ステージでは愛好家の方々によるフラダンスや楽器演奏が行われていて、まさに市民が参加してのお祭りといった感じです。

少し驚いたのは、国際交流団体のブースが複数出ていたことです。
NPO法人宇都宮市国際交流協会による国際交流広場では、各国の文化体験や展示が紹介されていました。地方都市のことは詳しくありませんが、これだけ国際色があるというのは、宇都宮ならではかもしれません。

姿勢年齢チェックや体力測定ができるブースもあり、けっこうな人気で列ができていました。参加してみようかとも思ったのですが、今日はブラ散歩が目的なので今回はパスしました。

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

こども向けのベーゴマや輪投げ、滑車にロープを取り付けて降りるアウトドアの遊びなどもあり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。ひとりでぶらぶらしている私とは対照的な、にぎやかな光景でした。


特別開放されていた富士見櫓へ上ってみる

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり
復元された2つの櫓のうちの1つ、富士見櫓
「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり

今日は富士見櫓の2階が特別開放されていたので、せっかくだからと階段を上ってみました。

2階の空間は、大きな丸太を梁にした印象的なつくりでした。特になにが展示されているわけでもありませんが、この富士見櫓ともう1つの櫓である清明台は天守閣の役割を担っていたそうです。

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり
櫓に展示されていた富士見櫓の模型

案内ボードを読むことで富士見櫓という名前の由来もわかりました。空気が澄んでいる冬になると、ここから富士山の美しい景色が望めるそうです。夏などは空に蒸気が上がって見えないらしく、今日は当然見えません。

でも、いつか冬の晴れた日に上ってみようという気持ちになりました。何があるわけでもない空間なのに、なんとなく気に入った場所です。


自宅から歩いて30分、計2時間のひとり散歩

「フェスタmy宇都宮2026」へ、宇都宮城址公園をひとりでぶらり
宇都宮城址公園内の施設に展示されていた「桃太郎の山車」

今日は自宅から歩いて約30分で会場に到着しました。ひとりでグルグルとブースをまわるだけなので長居はしませんでしたが、現地で約1時間、往復で1時間、合計で2時間ほどのおでかけでした。

今年はじめてTシャツ1枚で出かけた日でもありました。宇都宮の最高気温は31℃で、初夏の陽気です。

ちなみに今日の宇都宮では、「フェスタmy宇都宮2026」のほかにも「宇都宮バーフェス2026」、「多氣山大火渡り祭」など市内各地でさまざまなイベントが開催されていました。それが理由かもしれませんが、宇都宮城址公園は混みすぎずちょうどよいにぎわいで、ひとりでぶらつくには快適な状況でした。

地元の方々のにぎわいを横目に見ながら歩いていると、宇都宮での暮らしが少しずつ馴染んできたのかなと言う気がしました。よい散歩でした。

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